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Bright Bridge Literature.
―――――ここにある文学群をなんと呼べばよいのだろうか
2013/04/30-
明橋零人が書いた文字列の総体=文学に適切なジャンルとは何だろうか。
ミステリー、ライトノベル、ファンタジー、シリアス、悲劇、……読み手によってそのとらえ方は様々である。
ジャンル不問のこの文学群を、便宜上明橋零人の文学=『明橋文学』、と呼ぶことにした。
次回予告
貴方が貴方のまま愛されますように
音声作品『春微睡懺悟大切 ーハルノユメサンゴタイセツー』
5月19日より頒布(現在はBoothにて取扱い中)
夜が更け、次第に昏闇は深くなっていく。
こんなところまで届く光なんて、あるって信じていいんだろうか――――――?
毎日男を悦ばせ、お代でその日暮らしの生活をしていた男娼・通称「奈落」。
ある日、奈落のもとに「浅葱」と名乗る年下の男から連絡が入る。
奈落は浅葱に会ったものの、普段のようなサービスを求められず、ただのデートで終わり、
更には二度と同じ人間に会わない主義の奈落にまた会いたいとルール違反をする始末。
しかし、奈落は何故か浅葱相手には嫌な気がせず、2回目、3回目とデートを重ねる。
ただのデートなのに楽しくなってしまう奈落。まだ恋と愛の書き分けすらままならない浅葱。
かつて社会で失敗してしまった二人が、互いの存在に助けられながら、
もう一度人生をやり直そうとする最中、周辺はそれぞれの思惑で二人を再び闇の中へ引きずり込む。
這い上がれない絶望へと堕ちていく奈落は、意識が薄れる中で、ふと自分の人生を振り返った。
自分より大事なものの存在を知った浅葱は、夜が明ける直前で、ふと自分の過ちを光に翳した。
俺/僕には、人を愛した前科がある。
―――――――――――――――――――――――――――――
――俺は、貴方が本当に愛してくれると言ったなら、全部捨ててもよかったんだ。
夜に花咲く夜来香。朝の日差しは明るすぎる。
特設サイトはこちら → the Darkest/Dearest Spring Day(s).
商品詳細・お求めはこちら(Boothページ) → Lusty Protocol
19th May 2024
About 明橋文学
異邦人に語り継ぐ、最後の現実怪奇、そして希望
世界に外された存在=異邦人に対して語ること、異邦について語ること、現実の中に日常的に存在する怪奇を語ること、をテーマに執筆を行っている明橋零人の団体名。その名の読みは「あけはし・れいと」である。明橋文学では現実の中の怪奇に巻き込まれた人・及び怪奇を語りうる人に焦点を当て、作品執筆を行っている。モットーは「語りうるものは希望だ」。使徒(明橋文学の語り手)には高月大和、時谷翠、陽暮海青、時谷深紅がいる。