昼でも夜でもおはようございます。
二心同体の使徒にめっちゃ怒られました。
明橋文学の主宰・明橋零人です。
みなさん、ここまでついてこれていますか?
まだ出演者、半分しか紹介してないですよ。まだまだです。
今日はキャスティング協力の件でもお話ししましょうか。
この作品が仕上がるまでには紆余曲折在りまして、キャスティングに協力を仰がなければ全員分の配役ができなかった、といういわくつきです。
作品のテーマがテーマですからね。
今回の作品、直接的な言い方をしてしまえば、BLです。
参加される方全員に、この話はBLですが大丈夫ですか? と聞いたうえで、参加されるかどうかの決定をお願いしています。
それでも大丈夫だよ、参加するよ、と言っていただいた12名(二心同体の大和含む)で成り立っているのが、今作です。
実は、主宰の私自身1人でオファー先を打診できた相手は、たった一人しかいません。
(ありがたいことに、その方には二つ返事で参加を決めていただけました)
そのほかは、出演者に委ねて関係者をお願いしたか、使徒の海青ちゃんに意見を仰いだか、キャスティング協力の齊藤君に相談して紹介いただいた方々です。
本当に周りの皆様のご縁でできている作品です。
私は初めに決まる配役と、最後に決まる配役でその作品の完成度の確証を得ることが多いのですが、
それでいえば最後の配役はキャスティング協力に完全に賽を渡して振ってもらったようなものです。
ちなみになぜ最後の配役が完成度を測る基準になるかといえば、「もう後戻りはできない」からです。
でもありがたいことに、自信をもって送り出せた作品しかないので、安心してください。
キャスティング協力の齊藤君には常々「お前が自信を持てないで誰がこの作品を信じるんだ」と言われまくっています。今回も言われました。
だいたい自信を無くしたときに発破をかける役も彼が担うことが多いです。
葉っぱじゃないよ。
>なんか誰か にたようなこといってなかった?
話は戻りまして。
今作は、同性愛の話、というよりも、やっぱりBL的観点が強いかと思います。
前の記事(①)の試聴部分をしっかり聞いた方は、何となくその傾向を感じていたかと思いますが。
演劇集団がBLをやる、ということのハードルって結構高いと思うんです。
演劇という時点で、それは現実をいくらか反映するものなので、
BLとしてやりたい場合でも、現実に発生させることにいくらかの責任が生じている、というような。
当事者からすれば、BLの作品を生み出されることにあまりいい感触を覚えない方もいるでしょうし。
今回BLという枠組みと、さらには『盟ー』というインスパイアを踏まえて描こうと思ったのは、
考えうる愛の理想の存在を最も自分の想像通りに描けるのがBLだったからです。
異性愛について異論がある私としては、BLで描ける愛が最も理想的だからです。
っていうと、ちょっと違和感がありますかね。
なるべく、見た目じゃなくて、中身で恋愛するような恋愛が好きです。
もちろんBLでも見た目から始まる恋はあるでしょうし、異性愛でも中身で恋愛できるよ!っていう異論は認めます。
では皆さまお待ちかね、本編の一部をご紹介いたします。
このシーンの出演は登場順に月華惟(CV:杜山四季)、瑞雲(CV:齊藤航希)の2名です。
ちなみに月華惟は「げっかい」と読みます。(造語です)
以上、一部分をお送りいたしました。
月華惟と瑞雲は長年の仲なのですが、二人がどんな仲なのか、どんな話をするのか興味をお持ちいただいた方はぜひ作品の入手をご検討ください。
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心が生きると書いて性。生まれつきの心、または生まれながら持っている善性という意味だそうです。
生きれば性、我は悟りて青は情けの春ぞ知る。
というのは今ぱっと思いついた文です。
ちなみに性が生まれつきの心であるのに対し、情は外の刺激に応ずる心の動きなんだそうです。
ではではまた次回。
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