top of page
執筆者の写真明橋文学

『春微睡懺悟大切』のお知らせ① ここにあるけど、どこにもない

昼でも夜でもおはようございます。

そしてご無沙汰しております。

明橋文学 主宰の明橋零人です。


先日、公式X(旧Twitter)でも公開させていただきましたが、

久しぶりに作品を発表します。


特設サイトも作ったのにブログが最後じゃんって?

ブログはほら……記録という意味もあるから、時として書く内容に悩んだりするんですよ。


前置きは短い方がいいですので早速詳細を以下にお知らせします。


********************************

文学フリマ東京38にて頒布予定


明橋文学 Lusty Protocol

『春微睡懺悟大切  ーハルノユメサンゴタイセツー』





(↑ 仮チラのはずなのにだいぶ使っていて もはや本チラのような仮チラ)


特設サイト → The Darkest Spring Days.


********************************


毎度付けているレーベルLP部分(L**** P****のところ)、今回は“愛の手順”と表現することを目指してラスティープロトコルとなりました。


レーベルLPとしては、ラストプロローグ(ヨウセイ)、ロストプリズマ(LDL)に続いて3作目となります。



今回は、初めてのボイスドラマ形式の作品です。


主宰・使徒の各々が今までと生活形式が変わったことにより、どの形なら作品にできるかと考えた結果、声のみという形に至りました。


ですが、今までと同様に人物造形やドラマの深さにはこだわりを持った作品ですので、

いつも通りハマりすぎにご注意ください。



ボイスドラマ形式ということで、今作品だからこそできるコンセプトがなにかないか考えていました。


今回のコンセプトは、「ここにあるけど、どこにもない」です。


矛盾してるみたいなタイトルですね。


作品としてここに存在はしているが、物理的にはどこにもない、という意味です。


今作の音声データを入れたCD、台本を頒布する予定ですが、残るものはその媒体のみで、物語そのものは物理的に存在をしていない作品になります。


また、CDのみで体感する場合は音だけの体験になりますので、耳と頭だけで味わっていただく作品となります。


音は現実には閉じ込めておけないものですから、儚いですね。

>それは某桜田さんがそんなこと言っていたような気が……


作品のあり方としてはとても説話的・幻想的ながら、人の心にリンクしたこれでもかというほどの切実さを、是非味わっていただければと思います。

>いつも童話的って言ってるんですが、今回は内容が内容なので言葉を変えました



さて、今作品にはとても大事な注意事項があります。


①本作は、男性同士の恋愛(BL)を中心的に取り扱った作品です


登場人物が一部キャラクターを除いて全て男性・及び男性的存在です。


(個性の描き分けのために男性的要素を減らしているキャラクターがいますが、それらも中性的・及び男性のキャラクターです)


そして、今作では男性同士の恋愛・及び擬似恋愛的関係を多種多様に描くことで物語を形成しています。


BLに抵抗がある方はサンプルやティザーVTR、また今後掲載していく内容紹介などにて

手に取るかどうかご判断ください。



②性行為・性的表現を想起させる部分があります(本編・廃曲)


本編の一部に、男性同士の性行為を彷彿とさせるシーンがあります。また、廃曲ではそれに該当するシーンを直接描いています。


廃曲は台本(本編)に掲載せず、頒布を行う場合は別冊形式にて実施します。


先述の①と併せてご判断ください。



③暴力に関するシーンがあります(廃曲)


暴力に関する表現が廃曲のシーンに含まれます。


なお、廃曲は本編の話をより深めるための追加シーンですが、あくまで追加コンテンツですので、なくても楽しめます。



※ドラマCD出演者には①から③までの内容が含まれることをお伝えし、

 またその表現が含まれる役をお願いする方にはその部分の読み合わせが可能かどうか確認を取り、

 了承をいただけた方にのみ、当該表現も含めての本読みをお願いしています。



④原作で四世鶴屋南北作『盟三五大切』と表記していますが、そっくりそのまま完全なカバーやストーリーラインの踏襲をしている訳ではなく、インスパイアに近い形となっています


『盟ー』に触発されて書き始めた作品だったため、タイトルにもその要素を残したく、また尊敬の念を込めて表記しましたが、


歌舞伎作品のように人物関係や出来事を完全に踏襲した「世界と趣向」の観点での作劇ではないため、人物名や人間関係や話の進み方、および物語の大筋も元の作品と大きく異なります。

部分的にみると共通している点はあるのですが、「まるごと一緒」ではないです。


(検索いただいた方はご存知だと思いますが、元作品はBLではありませんので、

 その点混同しないようにご注意ください)


今作は現代日本を舞台としたお話です。




ここまでお読みいただいて大丈夫だよという方、

むしろ気になったぞという方は、今後の連載をお待ちください。


次回は今作に参加いただいたキャストの皆さんをご紹介出来ればと思います。

あとは、編集作業の進捗とか、ちょこっと中身のご紹介とかも。


次出てくるのは私か、大和か。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。



閲覧数:36回0件のコメント

Comments


bottom of page